なれそめ

浜松キッド広報部

2008年09月14日 08:04

・・・といっても、今回は劇団同士でのお話だ。
しかし、芝居の始まりは恋の始まりのようなもの…じゃあないか。

恋も芝居も最初は照れくさく気持ちもうまく表現できないものである。
やがて馴れ合ってくると、今度はマンネリ化して気持ちの相違で喧嘩したりもするのだが、
それでも徐々に気持ちは一つになり、最後はお客さんを招いて発表!

あ、でも芝居はその直後に別れちゃうけどね・・・まぁいいか。

今回の合同プロジェクトは砂喰社から浜松キッドに誘いがあった。
「一緒にやりませんか?」と言われて戸惑う浜松キッドの面々。
「いやぁ、俺たちふざけた芝居ばっかりやってきたんで・・・」
「いえ、今度はコメディー路線で書き下ろししますから・・・」
そんな会話があったとか・・・
やがて砂喰社の稽古場であるスペースCOAにキッドがお邪魔する形で合同練習が始まる。

こうして二つの劇団員たちも、今はひとつになって稽古している。
芝居を作りながら、劇中でロケットを作っていく。
まるで夢の中でみる夢だ。
登場人物が成長していくように、演じる役者たちも成長していくだろう。
そんな様子を見守る老人のように、私も彼らと同じ夢を見ているところだ。

謎の老人役:しらやなぎ記

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